10月20日に、
「なかのまちのお話し会」第1回を開催しました。
語り部は、中野町に生まれ育って90年以上
その存在自身が、中野町の歴史そのもである
佐口ふさ子さん。
まだまだ心身共に大変お元気で頭脳明晰、まさに町の生き字引。

聞き手は、こちらも中野町に生まれ育ってウン十年の
大庭知世さん。
お父様が佐口さんと同級生だったというご縁と、
大庭さんが校長を務めている西遠女子学園の大先輩という間柄。

「皆さんに聞いてもらえるようなお話し会になるかしら?」
というお二人の心配を余所に、
参加者は、初めて聞く中野町のむかしの様子に興味津々です。
今回の話題は、
1.戦前戦後のまちの様子
2.材木業で栄えた頃のまちの暮らし
3.天竜川での生業
当時のお店を記録した地図や、写真、年表を観ながら
その実体験をお話ししてくれました。

軽便鉄道中ノ町駅や東海道にたくさんの商店が連なっていた風景。
材木景気に沸いた時代、旦那衆は芝居や料亭、カフェーでの遊びに興じ
商売は女衆が切り盛りしていたというお話。
材木屋の旦那衆でお金を出し合い「中野町タクシー」を設立し
その車シボレーを、遠くまで調達しに行った話。

天竜の木材はこの地域に様々なこ職業に生み
製材業、鋸屋、鋸の目立屋、端材を使ったおが粉屋、薪屋、木炭燃料屋
板材の結束屋、結束の藁縄屋、板材に屋号を記す看板屋、その黒墨を作る商売
製品を馬力で町まで運ぶ馬屋が4軒もあったとの事。

当時の賑わいが蘇ってくるようなお話が
次から次へと紹介されて、あっという間に1時間半が過ぎました。
第2回は
11月10日(日)午後1時30分~3時
話題は、
1.中野町尋常高等小学校から西遠女学園の学生時代
2.戦中の暮らしや、学徒動員の事
3.東南海地震や七夕豪雨の記憶
などなどを予定しています。
更に貴重な体験談を聞かせてもらえるのではと、ワクワクしています。
まだ席の余裕がありますので、ご希望の方はお申し込みください!