ハクモクレン

会の懸案になっている、国道工事に伴う樹木の伐採問題。
ムクノキの大木は、そのまま保存の方向で調整がつきそうです。

今朝は、もう一本のハクモクレンについて、現地で打合せをしました。

ハクモクレン

アドバイスをお願いしているのは、樹木医の塚本こなみさん。
専門家にしても、ハクモクレンの移植はとても難しいとの事。
細心の注意と、万全の準備をしても 成功の確率が少ない
とても困難な仕事なようです。

対して 工事を進める国交省、対話と協力の姿勢は評価できます。
ムクノキの件でも、設計を変更して 保存へと方向転換できました。
ただ、「木」を第一に考えるか、全体工事の中の「木」と捕らえるかは、
テーブルのこちらあちら 以上に意識の隔たりがあるように感じました。

ハクモクレン

今まであった木が、これからもそこにあって欲しいというだけの
とっても単純な思いなのに・・・

たかが「木」 されど「木」 
大げさに言えば、これに関わる私たちの、
人間としての 『良識』 が問われているような気がします。   [HORI]


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この記事へのコメント
考えると頭痛くなります。塚本先生の最後の言葉気になります。「切ってもいいよ」
Posted by あくちゃん at 2007年05月25日 21:50
打ち合わせ、ありがとうございました。雨の中お疲れ様でした。いつもお骨折りありがとうございます。

やはり、ハクモクレンの移植はかなり難しいのでしょうか? たまたまそこにあった木ですが、でも、救えるものなら救ってあげたいです…。以前塚本さんがおっしゃった「これからは木を切るんじゃなく、木を生かす時代だ」というお話、中野町で実践できたらと思うのですが。
Posted by TOM at 2007年05月25日 23:08
ネットで 「モクレン 移植」→検索 してみてください。
困難・困難・困難・・・と、どのサイトにも困難の字が並びます。(笑)

塚本さんにしても、成功の確率は数%かも知れないとのこと。
今計画の施工方法では、生き残る可能性なしと断言されました。
ならば、伐ってしまうという選択肢もあるのでは?とまで言われて、ハタと頭を抱えてしまったのは あくちゃんだけじゃありません。
さあ、どうする?
Posted by HORI at 2007年05月25日 23:57
やっぱり提示された施工方法ではだめなんですね。せっかく移植しても死んじゃうやり方を提示されちゃったんでしょうかね?このままではハクモクレンがかわいそう・・・。
Posted by TOM at 2007年05月26日 22:50
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