まちづくり幻燈会 開催報告です。
松林寺の松平住職に
行灯へ「まちづくり幻燈会」と記していただき、
さあ、始まりはじまり。
第一部は、座禅体験。
背筋を伸ばし、畳の目を薄く眺めて 心を静めて行くと
境内に鳴き響く蝉の声さえも、遠く涼しげに聴こえて
自己と向き合う 無の境地に深く沈んでいくような 不思議な気分。
警策も体験しました。
第二部は、浜松市博物館の太田さんのお話。
古い地図をもとに、中野町の歴史をとても分かりやすくお話してくれました。
江戸時代の絵図に、松林寺や六所神社が記されていて、
ずっと昔の時代から、賑やかな人々の暮らしがあり
まちが栄えていたことが、改めて分かりました。
「大明神」という地名は、とっても由緒ある位の高いものだそうです。
大明神の地域の皆さん、誇りに思ってください。
さて、あたりはだんだんと日が暮れて
お待ちかねの第三部 幻燈会。
弁士高橋さんの語りに、聴衆の皆さんも吸い込まれて行きます。
1枚1枚の写真から、秘められたセピア色のエピソードが流れ出て
本堂は なつかしい空気に包まれていきました。
時は流れながらも、
過去と現在が脈々とつながっているんですね。
地域の歴史や想いを、しっかりと未来へ繋いでいく一歩です。
とても有意義な幻燈会になりました。
参加していただいた皆さん、
協力をいただいた松林寺さん、ありがとうございました。
スタッフの皆さん、暑い中お疲れ様でした!