お蔵 de トーク 開催

中野町を考える会

2014年01月28日 19:46

1/26(日)に お蔵での交流会を開催しました。

掛塚・中野町・笠井・市野・二俣の、それぞれ地域で活動する方々。
伊豆石の蔵 の持ち主さん。
石蔵に関心を持つ、中学校の先生と生徒さん。
建築士の人達。

それぞれに立場は違えど、伊豆石の蔵を通して集まった皆さんです。



竜洋在住の鈴木さんは、掛塚湊の歴史や役割のお話をされました。
古くは秀吉の大阪城築城に、掛塚湊から運ばれた材木が使われたとか。
江戸の町を作ったのも、当地の木材だそうです。
ただ、残念ながら当時の写真や資料がほとんど残されていないそうです。

二俣の曽我さんは、筏問屋田代家に関わっています。
こちらは、500年前の古文書が保存されているとのこと。
幕府の天領として、しっかり管理されていたんですね。

いずれにしても、この天竜川筋は
たいへん重要な木材の産地であり、流通経路であったわけですね。



それぞれの地域に共通するのは、
江戸時代にはすでに、「まち」として
家々が連なった町並みが作られて、
人々や荷物が往来する、活気のある場所だったんですね。

その歴史的な遺構の一つが、伊豆石の蔵でもあるわけです。

1時間半はあっという間に過ぎ去って、
もっとお話を聞き、意見を交換したいなあと、
後ろ髪を引かれながら 終了となりました。

みなさん、ぜひ続編をやりましょう!

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